このご時世、私もサブスクリプションというものにお世話になっている。
サブスクに懐疑的な声もあるけれども、私は肯定派。
本当に好きとか欲しいと思うアーティストはCD買うけれど、サブスクでは興味あるバンドを探したり、しばらく聴いてなかったなっていうバンドとかを改めて聴いたりしている。結果、ライブやフェスに行く回数が増えたのはサブスクのおかげかもしれない。
これはいつでも思っていることなんだけど、「今の若いやつらの音楽はだめ」みたいなことを言うようになりたくない。
あと他の音楽を聴かずに「スピッツ最高!」という妄信的なファンにもなりたくない。
これは個人的なポリシーであって、別に1つのアーティストだけをずっと聴き続ける人をディスっているわけでは決してないです。
そういう聴き方もありだと思っている。だって私も(時期によって好きの度合いに波はあるけれど)スピッツずっと好きだし。そのくらい好きになれる歌手とかバンドが存在するなんて幸せなことだと思う。
でもね、私はいつでもスピッツを超えるくらい好きになれるミュージシャンが登場しないかな?って思っているんだ。
だって、もしもそんなミュージシャンが出てきたら最高じゃないか。
まあ、今のところまだそれは見つかっていないのだけれど。
前置きが長くなってしまった。
今日の本題は最近よく聴いているアルバムやら曲やらについてだったのだ。
せっかくブログ始めたから自分の記録としても残しておこうかなと思って。
最近っていってもここ半年間くらいの間でよく聴いたもの。
official髭男dism『Pretender』
official髭男dismはアルバム『ESCAPARADE』で知った。
どの曲も聴きやすいし、なんといってもボーカル藤原聡の声がちょっとハスキーで素敵。とても好みの声だ。
この曲はYoutubeでMV公開されてすぐに聴いて、「これは来たな!!」と思っていたらやっぱり売れた。
ブルーノ・マーズとかその辺の洋楽を聴くような人にもうけそうな感じ。インディーズ時代の曲も「コーヒーとシロップ」とかすごく好きで、メロディーメーカーとして超優秀だと思う。
フジファブリックにはまってからというもの、キーボードやピアノがいるバンドが好きな傾向がある。髭男もピアノのアレンジとか格好いい。
サカナクション『834.194』
NHKのSONGSか何かで、ボーカルの山口一郎は作為性/無作為性ということについて語っていた。
Disc1が作為性=東京 Disc2が無作為性=札幌をそれぞれ象徴しているということらしい。個人的な感想としては圧倒的に聴きやすく世間がイメージするサカナクションなのはDisc1。聴いた後無性に心に残るのはDisc2だと思った。
結構ガラッと雰囲気が違うのだけれど、アルバム通して聴くとDisc1とDisc2は表裏一体でありつつ、繋がっているような感じがする。
私の周りでは「忘れられないの」の評判が(特に30代後半以上の人から)すごく良い。80年代テイストだから、一定の年齢以上の人には耳心地良く懐かしい感じで、若い世代には新しく聞こえるのだろう。
私もシングル以外の曲だとこの曲が1番いいと思うんだけど、「グッドバイ」とか「セプテンバー-札幌version-」みたいなモードのサカナクションももっと見てみたいかな。
OAU『帰り道』
音楽好きの友人に薦められて聴き始めたOAU。
ドラマ「今日何食べた?」のオープニング曲でもあったらしい。テレ東のドラマは主題歌のセンスがいいのが多いね(余談だけれど「まほろ駅前」のフラカン「ビューティフルドリーマー」や「奇妙な便利屋」のストレイテナー「The Place Has No Name」も大好き)。ドラマは撮りためたままでまだ観ていないな、そういえば。
OAUってほぼBRAHMANのメンバーなんだけど、こっち方面の曲やってもすごいのがすごい。才能あるんだなあって初めて聴いたときびっくりした。ライジングにも来るんだけど、16日は行けないので残念ながら観られない。
TOSHI-LOWさん、お弁当の本出したりとかことごとく私のイメージをいい意味で裏切ってくるので油断ならない。
あとはまったくもって最近じゃないけど、SPARTA LOCALSの「トーキョウバレリーナ」とかも最近よく聴いてる。これはサカナクションの「モス」という曲で思い出したんだけど…“マイノリティー”つながりで。