すぐ書くつもりだったのに諸事情あって、今更ですけど少しだけひみスタツアー@名古屋ガイシホール1日目の感想を書きたいと思います。
ステージには目を引く大きなイチゴと工具(ペンチ?レンチ?)のモチーフが中央にあり、向かって右側には大きなスケートボードが飾られている。ステージ中央にはホール公演からの続投でi-Oくんも。
ホール公演の時にあったステージを覆う紗幕はなし。会場の大きさを考えたらそれはそうかと思い直す。
どの曲で始まるだろうか?ホール公演で聴けなかった曲は演奏されるだろうか?などとワクワクしながら待っていると、客電が落ちて登場曲もなくメンバーがぬるっと登場。
1曲目は「めぐりめぐって」。ホール公演では演奏されず意外に思っていたので、アリーナ公演では聴けるはずと期待していたので一気にテンションがあがった。
”ひみつのスタジオでじっくり作ったお楽しみ”と歌詞にある通り、アルバム『ひみつスタジオ』を象徴するような曲。
「1987→」や「醒めない」のようにバンドのことを歌った曲のようにも思える。掴んだ幸せを"デコポンの甘さ"に例えるところにスピッツらしさを感じる。
個人的に意外で嬉しい選曲だったのは「青春生き残りゲーム」。
マサムネさんがMCでロック色の強い曲演奏するのが楽しい、というようなことをお話しされていたと記憶しているけれど、ライティングも含めてめちゃくちゃかっこよかった。
決してテンポが早いわけではないけどノレる曲。
私は観られなかったけど別日に演奏していたという「スーパーノヴァ」も相当レアな感じ。
欲を言えばこちらも聴きたかったけれど、「甘ったれクリーチャー」「夜を駆ける」とか大好きな曲も聴けたので十分満足。
特に「甘ったれクリーチャー」では左右の高いところに設置されたマイクでマサムネさんが歌うという意外な演出もあり、相変わらず元気な田村さんのパフォーマンスと相まってすごく盛り上がった。
アリーナ公演をやるような他のバンドに比べると派手なパフォーマンスではないけれど、後ろの席の人まで届くように、楽しませようとしてくれていることが伝わる。
スピッツがずっとバンドの演奏と素敵な音楽でこんなにも楽しませてくれるライブをしてくれるのが嬉しい。
「めぐりめぐって」と共にホール公演で披露されなかった「手毬」も演奏してくれたので、ひみつスタジオの曲もこれでコンプリートかな?
「Sandie」はゴースカで聴いているし、たぶんそうであるはず。
終盤に差し掛かったあたりで演奏された「正夢」ではKANさんのことを思って泣きそうになってしまった。意図的にセトリに入っていたわけではないのだとは思うけど、やっぱり思い出して少ししんみり。
余談ですが春に募集していた「春に聴きたいスピッツ」では私は「正夢」に1票入れました。(30/50ツアーとかのピンクの紙吹雪のイメージがすごくある。)
名古屋で爆売れのぴよりん(プリン)を食べたお話や、ゆずの「栄光の架け橋」のメロディーに「チェリー」の歌詞を乗せて歌ったり、名古屋ということでスキマスイッチの「全力少年」のメロディーで「チェリー」を歌ったりしてくれたのも楽しかった。
テツヤさんのレゴランドが好きっていう話を聞いてめっちゃ興味持ったので、いつか行ってみたい。
ちなみに今回の座席はアリーナの前から二つ目のブロックの一番前列だったのでとっても観やすくて快適だった。
ひみスタツアーは妙に席運があって(ありすぎなくらい?)自分でもびっくり。
さて、ライブ直後は書きたいことたくさんあった気がするけど、時間が経ちすぎたので今回はこのぐらいで。
ところでスピッツの今年の夏はフェスとかたくさん出そうな感じですね。
個人的にはやはり21年ぶりのライジングサンロックフェスティバルへの出演がビッグニュース!
もう出ないのかなって勝手に思ってたので…嬉しい。
過去のライジングのステージはどれも最高に思い出に残っているので、今回もめちゃくちゃ楽しみ。
フジファブリックも来るので今年のライジングは通し券で行くつもりです。
それと後先考えずに申し込みしたスキマフェスとあいみょんとの対バン、ありがたいことにどちらも当選したので、仕事なんとかこなして有休取って、楽しんでくるつもりです。
夏の本州の野外フェスは暑くて無理だなって思ってたはずなのに、スキマフェスは席ありというのとSUPER BEAVER やマキシマムザホルモン見たさに通しチケにしたので、思いっきり心配だけどなんとかなるのだろうか?