徒然とエモーション

ブログって誰に向けて書くものなんでしょうね?と思いながら音楽とか本とかについて、自分でもよくわかっていない誰かに向けて書くブログです。

COUNT DOWN JAPAN 19/20 1日目(12/28)に行ってきた話

COUNT DOWN JAPANの初日に参加してきた。

フジファブリックが1日目か2日目出演なら行きたいと思っていて、運よく初日の出演だったので、人生初CDJ

地方から行く身としては出演者が誰でもいいとはならないので、今回はタイミングとしてもラッキーだったなあと思う。今後なかなか来られないとも思うので良い経験だった。

というか、ロッキング・オン主催のフェス自体初参加だった。これまで私にとってフェス=ライジング・サンだったので、フェスとは不便なものと思っていたけれど、CDJは年末の室内で“音楽を楽しむ”ということにおいてはとっても快適なフェスだった。

 

さて、簡単な感想です。

 

 

ゴールデンボンバー欅坂46

羽田から直接幕張メッセに向かったのだけれどリムジンバスが満席続きで、私が会場に入ったころにはすでにトップバッターのステージが始まっていた。

ギャラクシーステージで行われていたのはゴールデンボンバーのステージ。

ギャラクシーに入るとちょうど「ラスト1曲」の声があって、流れてきたのは「女々しくて」。私がいた後方はライトなファンが多いエリアだったと思うけれど、すでに盛り上がっていた観客のボルテージがこの曲でまた一段上がった感じがした。大ヒット曲の力ってやっぱりすごい。

アースステージの方へ移動するとまた知っている曲が聞こえてきた。欅坂46「不協和音」。これも欅坂46のセットリストではラストの曲。ステージに平手友梨奈はいなかったけれどかっこよかった。 

不協和音

不協和音

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ヤバイTシャツ屋さん

初めて生で見るヤバTのステージ。

前に行く勇気はとてもなく、まったり後ろで見る。

知っていた曲は1曲目の「かわE」と途中で演奏した「あつまれ!パーティーピーポー」とラスト前の「ハッピーウェディング前ソング」だけだったんだけれど、知らない曲でも楽しめた。

それにしてもありぼぼちゃん可愛かったー。声もかわいくて好み。

持ち時間ギリギリまで無駄にしないその姿勢がいいなと思った。

 

 

King Gnu

リハーサルに出てきた井口さんが「Tokyo Rendez-Vous」を歌い始めて、そこから超盛り上がっていた。

とても好きなバンドなのだけれど、時間がかぶっているマカロニえんぴつを初めから見たかったので、抜けられるようアースステージのPA席横位の位置で観た。

ライブで観るのは初めてだったのだけれど、井口さんのきれいな高音の声と常田さんの低く響く声はライブでも半端ないクオリティで死ぬほどかっこよかった。

少し前まではこういう横ノリっぽいバンドが売れるなんて想像もしなかったけれども、お客さんの熱量もバンドの放つオーラも今が旬のバンド感にあふれているなあと思った。

「飛空艇」から入り、「Sorrows」「It's a small world」「傘」「白日」と続くセットリストは圧巻で余裕すら感じた。

そして個人的に大好きな曲である「Prayer X」が聴けたのもうれしかった。

井口さんが「Prayer X」をみんなと一緒に歌いたいと言ったので一緒に歌ったけれど、心の中で「え!?この曲一緒に歌わせるの!?難しくない?」って思ってしまった笑。

でも思えば去年の春ごろみたメトロックかなんかの配信でも歌わせてた気がする。

その後の「Slumberland」まで聴いてギャラクシーステージに移動したのだけれど、私が出るころには後ろのフードエリア部分までびっしり人が入っていた。

きっとこのあと「Flash!!」とかやるんだろうな~と本当に後ろ髪ひかれつつアースステージを後にした。まあまたどこかで目にする機会はあるでしょう。 

Prayer X

Prayer X

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マカロニえんぴつ

今回絶対見るつもりでいたバンドのひとつ。

私がギャラクシーに着いたときは正直まだガラガラだった。King Gnuのステージから友達連れてきて、ってはっとりさんが言うくらいには人が少なかった。

でもステージの終盤、私が気づいたときには後ろまでびっしりに埋まっていた。凄い。

マカロニえんぴつは最近の若手バンドの中で、特に心のアンテナにひっかかったバンドだ。知ったのは結構最近で、スペースシャワーTVヤングアダルトのMVを見ていい曲だなと思ったのがきっかけ。

すぐにサブスクで曲を探してすべての曲を聴いて、すっかり好きになってしまった。

曲はとってもポップなのに少しひねくれた変わった歌詞。私が好きなバンドの系譜にばっちりはまっている。

はっとりさんは、「音楽を自由に楽しんで」と語った。そして「マカロニえんぴつに出会ってくれてありがとう」ともお話されていたと記憶している。

キーボードの軽快なメロディーがとてもよいアクセントになっていて、演奏も聴いていて楽しい。若い子ばっかりな感じぽいからライブいくのにためらいがあるけど、ワンマン公演も行ってみたいな。

【セットリスト】 1.トリコになれ 2.レモンパイ 3.恋のマジカルミステリー 4.ミスター・ブルースカイ 5.ブルーベリー・ナイツ 6.stay with me 7.洗濯機と君とラヂオ 8.ヤングアダルト

ヤングアダルト

ヤングアダルト

  • マカロニえんぴつ
  • ロック
  • ¥204
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Official髭男dism

髭男の前に少しだけ、宮本さんのライブも観た。

やたら豪華なバックバンドだなあと思ったし、そのバックバンドにやり直しさせる宮本さん、相変わらずエキセントリックな感じだった。

その後に観たのが今をときめくバンドofficial髭男dism。

実は裏の奥田民生を観るつもりでいたのだけれど、友人に今髭男をみないでどうすると強く言われてみることにしたステージ。

生で見てボーカル藤原聡の声がとにかくいい!と思った(当たり前すぎるけど…)。

特に「Pretender」。今年本当にあちこちで流れていてよく耳にした曲だったけれど、本当に良い曲だし良いボーカルだなあと思った。

炎の演出なんかもあり、思っていた以上にエネルギッシュなバンドだったのも意外でよかった。なんだかんだで最後まできちんと観てしまった。

【セットリスト】1.イエスタデイ 2.ノーダウト 3.Tell Me Baby 4.115万キロのフィルム 5.ブラザーズ 6.FIRE GROUND 7.Stand By You 8.Pretender 9.宿命 

Pretender

Pretender

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あいみょん

ワンマンで一度観ているあいみょん

フェスではどんなセットリストで来るのかなーと思っていたらなんと1曲目から「生きていたんだよな」の弾き語りだった。どんだけ攻めるんだと思ってしまった。

さらには2曲目でもうマリーゴールドだし。

基本的にはあいみょんのシングル曲オンパレードのすごいセットリストだったんだけれど最後「貴方解剖純愛歌~死ね~」で終わるところがまたあいみょんらしい感じ。「死ね」の合唱、すごかったー。これはフェスならではだと思った。

あいみょんも決してフェス向きのアーティストだとは思わないけれど、いい曲というのは万人に伝わるし盛り上がるんだなあと改めて感じた。

あいみょん、やっぱり超かっこいい。

【セットリスト】1.生きていたんだよな 2.マリーゴールド 3.愛を伝えたいだとか 4.真夏の夜の匂いがする 5.ハルノヒ 6.満月の夜なら 7.今夜このまま 8.空の青さを知る人よ 9.君はロックを聴かない 10.貴方解剖純歌~死ね~

 

フジファブリック

大阪城ホールでの15周年記念ライブIN MY TOWN以来のフジファブリックのステージ。

最大の目当てのバンドでもあるし、年末の最後をフジファブリックのライブで終えられることをうれしく思った。

リハーサルでは山内さんを除くメンバーが登場し、「夜明けのBEAT」が通しで演奏された。このパターンはライジングでも観たから、おそらく本編では「夜明けのBEAT」は演奏されないのだろうと思った。

 

1曲目は「破顔」。IN MY TOWNの一番ラストの曲で始まった。アップテンポな曲で入ってくるのかと思っていたので少し意外な選曲でびっくりした。

2曲目は「Green Bird」。やはりFAB LIST2のランキング1位になったことも影響しているのだろうか。最近よく演奏されているような気がする。

ここまで聴いてなんとなくだけれど山内さんの声の調子が悪い(いつもより声が低い)ように感じたのだけれど、私の気のせいだったのだろうか。

ここでフジファブリックです、というMCが入り「Sugar!!」「LIFE」とアップテンポな曲が続く。私は金澤さんサイドでライブを観ていたのだけれど、「Sugar!!」のイントロで珍しく金澤さんがミスり、山内さんが「あれっ?」という顔で金澤さんを見てふっと笑ったところが印象に残った。

続いて演奏されたのは「銀河」フジファブリックの独特な世界観がよくあらわれている、フジファブリックらしい曲だと思う。そしてラップとソロ回しが加えられた「東京」、いつも以上に山内さんがくねくねと踊っていて、なんかよくわからないテンションだった笑。

 

2019年は志村さんが亡くなって10年にあたる年だった。亡くなってすぐのCDJで演奏ができなくて悲しかったことに触れたあと演奏された若者のすべて。この日の山内さんの歌い方はとてもエモーショナルでとても胸に響くものだった。

そしてラストは2019年のフジファブリックを象徴する曲「手紙」。この曲で2019年を納めることができてよかったと思える、とても丁寧な演奏と歌だった。

【セットリスト】1.破顔 2.Green Bird 3.Sugar!! 4.LIFE 5.銀河 6.東京 7.若者のすべて 8.手紙 

手紙

手紙

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  余談だけれど、この記事を書いている前日に山内さんのご結婚が発表された。新年早々のおめでたいニュースと、とても素敵なお相手のご報告に嬉しくなってしまった。

2019年の間フジファブリックにたくさん幸せをいただいたので、メンバーの皆さんが幸せになってくれることがこのうえなく嬉しいです。山内さん、おめでとうございます。

 

 

細かく言うと数曲だけ観たアクトとか(宮本浩次とかcoldrainとか)のもあるし、本当はCreepyNuts観たかったとか、体力足りなくて辛かったとかいろいろあるけれど、今回はこのくらいで。

 

そして最後になりましたが、あけましておめでとうございます。

今年も細々と思いついたときにたいしたことないことを書き連ねられたらと思います。