徒然とエモーション

ブログって誰に向けて書くものなんでしょうね?と思いながら音楽とか本とかについて、自分でもよくわかっていない誰かに向けて書くブログです。

マカロックツアーvol.15 〜あやかりたい!煌めきビューチフルセッション編 くるりとの対バンに行きました

4月14日にZepp Sapporoで開催された「マカロックツアーvol.15 〜あやかりたい!煌めきビューチフルセッション編」に参加してきました。

マカロニえんぴつとくるりの対バンライブ!どちらも好きなバンドなので、札幌の対バン相手がくるりだったの嬉しかった。

 

くるりはアルバムでいうと「TEAM ROCK」~「NIKKI」くらいまではかなり熱心に聴いていて、くるり主催のイベントである百鬼夜行にも行ったりしていたのだけれど、近頃はライブはめっきりご無沙汰だったのです。

かつてライジングサンで聴いた「GO BACK TO CHINA」とか(ドラムはクリストファーだったと思う)とか記憶に鮮やかに残っているライブがたくさんあるのに行ってなかったのもったいなかったな。でもそのころと変わらず素晴らしいライブだった。

はっとりさんもMCで言っていたけれど、くるりの曲を聴くとじわーっと心が暖かくなる感じがする。そしてライブで聴くとよりその感覚が強くなる。

この日は曲数もたくさん演奏してくれて、くるりの代表曲である「琥珀色の街、上海蟹の朝」「ばらの花」「ワンダーフォーゲル」に加えて「虹色の天使」や「Liberty&Gravity」のような、意外な曲もあった。くるりのファンの人もマカロニえんぴつファンで初めてくるりを観る人も満足できるような贅沢なセットリスト。

 

MCでは、はっとりさんと初めて会った時のことについてお話されていた。初対面は(たぶんMUSICAの)対談で、最初ははっとりさんがめちゃくちゃ緊張していたけれど、ギターの話になったら饒舌になったこと。

あと京都音博にマカロニえんぴつが出た時、くるりのカバーをしてくれて嬉しかった(マカロニえんぴつのカバーは難しくて無理だったらしい)こともお話していた。

マカロニえんぴつのメンバーは2階からくるりのライブを観ていたので、きっとすごく嬉しかっただろうなあ、などと思ったりして。

 

個人的には「愛なき世界」からの「ワンダーフォーゲル」にはめちゃテンション上がったし、ラストに演奏された「東京」は春に聴くといろんな感情が呼び起こされて泣きそうになってしまった。今度はくるりの単独ライブに行こうと思う。

 

くるりセットリスト]

琥珀色の街、上海蟹の朝
ばらの花
愛なき世界
ワンダーフォーゲル
虹色の天使
愛の太陽
Superstar
Liberty & Gravity
八月は僕の名前
pray
everybody feels the same
東京

 

 

そしてライブの主催側であるマカロニえんぴつ。

マカロニえんぴつのライブを観るのはフェスとかも含めると5回目くらい。

そこまで熱心に追いかけているというわけではないけれど、それでもますます歌も演奏も曲も進化していると感じたし、くるりへの尊敬と愛が感じられるような素敵なライブだった。

 

軽快なピアノのイントロが響いて聴くたびにいつも心が踊る「レモンパイ」やドラマの主題歌にもなった「リンジュー・ラブ」等こちらもマカロニえんぴつを代表する曲がずらっと並んだセットリストだった。

特に「リンジュー・ラブ」が聴けたのは嬉しかった。

この曲がリリースされた時に面白いタイトルつけるなって、そこから引っかかりのある曲だったけれど、とてもキャッチーで、最近のマカロニえんぴつのなかでは「星が泳ぐ」とともにとても好きな曲。

それにしてもマカロニえんぴつの曲って私には複雑な構成と思えるのだけれど、とても魅力的に演奏するなあと見るたびに感心してしまう。

 

そして、ハイライトは本日の対バン相手であるくるりの「東京」のカバー!

スピッツのイベント(ロックロックこんにちは)では、スピッツの「愛のことば」をカバーしていたし、割とカバーするんですね。

チョイスした曲が「東京」だったのがまた良いよね。はっとりさんの張り上げる時の声ってちょっと切なく響くのでとても合っていると思った。

ワンフレーズだったけれど心に残る演奏だった。

 

MCでは、岸田さんのMCを受けて、初対面の対談時に岸田さんがかなり飲んでいたこと、自分が翌日のスケジュールの関係で早く帰ることになって岸田さんが寂しそうだったこと、音楽ライター(MUSICAの鹿野さん?)がしてきた抽象的な質問にカッコつけて答えたのがちょっと恥ずかしかったけれど、岸田さんがうんうん頷きながら聴いてくれていたことなどをお話しされて、観客を笑わせていた。

 

それにしてもZepp Sapporo本当にパンパンに入っていて、こんなにお客さんが入ってるライブハウスが久々だったので、めちゃくちゃ疲れたんだけど、でも楽しかった。

やっぱりライブはいいなあと思って家路についたのでした。

 

[マカロニえんぴつ セットリスト]

PRAY.
レモンパイ
眺めがいいね
働く女
MUSIC
TIME.
恋人ごっこ
リンジュー・ラヴ
two much pain
東京 (くるりのカバー)
洗濯機と君とラヂオ
ワンドリンク別
星が泳ぐ
ヤングアダルト
EC.なんでもないよ、
EC.hope