久々に最初から最後までめちゃくちゃ良いと思うアルバムに出会った。
3月4日にリリースされた秋山黄色の『From DROPOUT』だ。
行くはずだったライブの予定が次々と中止や延期になり、やさぐれていた私の心に秋山黄色のギターロックがまっすぐ突き刺さった。
声もメロディーもギターの音もとっても好み。最近通勤の時車で毎日聞いている。
秋山黄色を知ったのは、スピッツの草野マサムネがやっているラジオ「ロック大陸漫遊記」でかかった『猿上がりシティーポップ』だった。
確か年末ごろの“草野マサムネが2019年に気になった音楽で漫遊記”の特集だったと思う。かかった曲を聴いて直感的にこれは好きになるかもしれないと思った。
その後にリリースされた『モノローグ』という曲も、初めて耳にしたのはラジオだった。「あ、いい曲だな。なんていう曲だろう?」と思って、すぐにFM局のHPで検索したら秋山黄色の曲だった。
そしてリリースされたこのアルバム、全曲好きだ。
3月に行くはずだったくるりのツアーも東京事変の復活のライブツアーも中止になった。4月の米津玄師も10月に延期。おそらく4月に行く予定をしている他のライブも中止なり延期なりになってしまうだろう。
ライブのことだけではなくて日々の生活も先行きが見えなくて不安だけれど、しばらくはこの秋山黄色のアルバムを聴きながら、ライブに気持ちよく行けるようになる日を待ちたい。