徒然とエモーション

ブログって誰に向けて書くものなんでしょうね?と思いながら音楽とか本とかについて、自分でもよくわかっていない誰かに向けて書くブログです。

マカロニえんぴつ マカロックツアーvol.11 ~いま会いに行くをする篇~の感想

4月14日札幌カナモトホールで開催されたマカロニえんぴつのライブ「マカロックツアーvol.11 ~いま会いに行くをする篇~」に行ってきました。 

フジファブリックのダイちゃん生誕祭以来なので1年以上ぶりのライブへの参加。

 

メジャーデビューアルバムのタイトル「愛を知らずに魔法は使えない」のタイトルに違わない、愛をたくさん受け取ったハッピーなライブだった。

この時期にライブへ行くことの是非とか、不謹慎とかいろいろな意見があるのは理解している。でも、でも、音楽やライブはやっぱり生きていくのに不要なものなんかじゃないと思っている。

観に行く私たちがちゃんと感染対策を守って、演者の皆さんがこの状況下でもライブを続けられることを切に願います。

 

 

 

 

以下、軽い感想です。ネタバレとセットリストを載せたので、ご注意ください

 

はじめてマカロニえんぴつのライブを観たのは2019年末のカウントダウンジャパンで、その時ボーカルのはっとりさんが「自由に楽しんで」と話した姿がとても印象的だった。

そして4月14日のライブでも同じことを言ってくれた。

たぶんいつも言っていることなのだろう。そして彼らはそう思って演奏しているのだと思う。”音楽は自由に楽しむもの”だって。

なにものも拒絶しない感じがあって、そのスタンスがすごく好きだ。

 

14日のライブはツアーで2本目。このツアーの中でバンドも曲もどんどん育って、もっともっと多くのの人に聴かれる音楽になっていくんだろうなあという確信を抱かせてくれるようなライブだった。

 

実際本当にどの曲も純粋にいい曲だと思う、ライブだとその魅力倍増で、これぞグッドメロディー!

聞いていて最高に楽しくて心地よかった。心が沸き立つ感じ。

特にお客さんのテンションがぐっと上がった感じがしたのは、「恋人ごっこ」のイントロが奏でられたときで、周りから声にならない歓声(声出しちゃいけないことになってるからね)を感じた。

 

「ブルーベリー・ナイツ」のあの印象的なピアノのイントロとかもそうだけど、マカロニえんぴつの鍵盤が本当に好きで、「ルート16」みたいなちょっと独特ないい意味で変わった感じの曲でもすごく効いていると思う。

ライブでも長谷川さんのKeyかっこいいな、と純粋に思った。

 

その「ルート16」と「ノンシュガー」、映像の演出もノリノリで楽しい演奏だった。

 

私は「mother」という曲が大好きで、ライブで聞いていたら無性に泣けてしまったし、ラストが「ミスター・ブルースカイ」で終わるというのが感動的だった。

サヨナラグッバイ、笑ってスカイハイ
とりあえずまた明日
それでもいいかい?
これならいいかい?って何回も言う

 

ミスター・ブルースカイ

ミスター・ブルースカイ

  • マカロニえんぴつ
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

田辺さんのギターっていつもフライングVだなあと常々思っていたのだけれど、それが「こだわり」だということをお話されていたり、ベースの高野さんが北海道(題材の)アニメというお話で「銀の匙」(私も大好き)を紹介されていたりして、MCも面白かった。

 

勝手に彼らの代表曲のように思っていた「レモンパイ」や「ヤングアダルト」「青春と一瞬」あたりは演奏されなかった。

けれど、アンコールの最新曲「はしりがき」まで幅広く色々な曲を演奏してくれて、とっても満足&楽しめた。最高の夜だった。

 

セットリスト

1.生きるをする
2.遠心
3.眺めがいいね
4.溶けない
5.恋人ごっこ
6.STAY with ME
7.ボーイズ・ミーツ・ワールド
8.春の嵐
9.mother
10.メレンゲ
11.雫色
12.ルート16
13.ノンシュガー
14.ブルーベリー・ナイツ
15.カーペット夜想曲
16.ミスター・ブルースカイ
EC.はしりがき